2010年6月26日土曜日

公示地価:福井、対象138地点で下落 雇用不安などが影響 /北陸

 福井県内の平均地価変動率は、全用途5?8%減(前年5?7%減)、住宅地5?5%減(同5?5%減)、商業地6?3%(同6?1%減)で、今回対象となった138地点すべての地価が下落した。
 住宅地は14年連続の下落。福井市では、郊外型店舗の出店が著しい大和田地区にも比較的近い「二の宮3丁目」の下落幅が2?0%減と小幅にとどまったが、合併 rmt r2
により編入された旧美山町に近い地域などで下落幅が拡大する傾向にある。県不動産鑑定士協会の梅田真副会長は「世界同時不況による雇用不安などが影響し、土地取引自体が成立しにくい現状が影響している」と分析する。
 商業地は18年連続の下落となった。福井市の変動率は4?7%減。県内最高価格は18年連続で市中心部の「中央1の9の27」。同じ rmt
中心部でもJR福井駅西口の北側に位置する「同市大手2の6の1」は08年に一度下げ止まったものの、今回は4?6%減まで落ち込んだ。このほか、奥越地方(大野、勝山両市)は8、9%台と大幅に下落している。梅田副会長は「奥越は過疎化が進んでおり、その影響が表れている」とみている。【大久保陽一】

3月19日朝刊

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